気配
先日、リビングでのこと・・・。
ソファから、アラシ君が降りる音がした。
「?アラシ君か?・・・そんなはずないよな、マーちゃんいつ来てたの?」って振り返ったけど、誰もいない。その時2階からマーちゃんが降りてきた。
「やっぱりアラシ君や!」って思った。
そう49日まではおうちにいるんだもんね。
でも、ハっキリ聞こえたよ。
「アラシ君、私頑張ってるよ。マーちゃんも元気になってきたよ。」写真のアラシ君に話かける。
合わせ鏡の向こう側の世界に逝ってしまったアラシ君。
今側にいるよね。見えないけどきっといてくれてる。
アラシ君の耳の後ろの毛がスキだった。
肉球の匂いもスキだった。
寡黙だけど優しいアラシ君が好きだった。、これからだって好きさ。
だけど、他のニャンコじゃダメなの。
今はまだ他のニャンコに触れない私。
贅沢なくらいに21年も一緒に居させて貰えたのに・・・。
今、この腕も中で抱っこできない現実が悲しい。
ワンコもニャンコも、なんでこんなに短い命なの。
マーちゃんが元気になってきたのに、我慢していた分涙が止まらない日がある。
マーちゃんの前では決して見せない涙。
「私のアラシ君」って、呼んでいた日々。
お骨箱、ひとつだけ白。なんでそこにいるのよアラシ君。
ルーちゃんの時みたいに、今度は姿見せてよ〜